耐震診断での1次調査の内容について

耐震診断での1次調査の内容について

耐震診断の1次調査は、履歴調査と外観調査とコンクリート強度の調査と現状と設計図書との比較があります。

履歴調査は、予備調査の内容を現地で確認します。

外観調査は建物の内外に見られるひび割れなどを目視で調査し、立体的にスケッチします。

状況に応じて柱の傾斜や不動沈下などを実測し、必要があれば写真撮影を行います。

コンクリート強度の調査は、コンクリートの設計基準強度が不明な場合は竣工年度から推定します。

昭和28年以前に竣工した建物で設計図がない場合などは、第1次診断でもコンクリートの圧縮試験を行って強度指数に反映していきますが、普通は1次診断では行わない事がほとんどです。

現状と設計図書との比較は、用途変更の個所などがないか原設計図書と照合します。

特に雑壁や2次部材は撤去や新設が行われやすいので、調査を注意して行う必要があります。

また耐震壁と開口位置の調査は、診断結果に影響が大きいので入念に行うようにします。